こんばんは、もみの木整骨院です。
来週からまた雪が降るかもしれないと言われる今日この頃いかがでしょうか。
今回はコンタクトスポーツ(相手とぶつかり合うスポーツ)でよくみる大腿部の打撲、通称「ももかん」についてです。
これは接触の際に相手の膝や足が自分の大腿部(もも)にぶつかっておこります。
経験のある方もいると思いますが、とても痛いです。
ではその現場に居合わせたら、または自分がなった場合はどうしますか?
だいたいの方はRICE処置の1つアイシングをすると思います。
患部を冷やすことによって内出血による腫れや炎症を抑えることができます。
これはこれで正解ですが、さらにそこにもう1つ加えます。
前もものストレッチです。
ぶつけたところの中の筋肉は繊維が潰されてぐちゃぐちゃの状態になっています。
そこをストレッチすることによって繊維を伸ばして正します。
正直これはめちゃくちゃ痛いと思います。
ぶつけたばかりでただでさえ痛いのにそこを無理やり伸ばすとか・・・
しかしこれをするかしないかでは予後が変わってきます。(痛みが落ち着いてからのこと)
血腫(血の塊でシコリの様なもの)が出来て異物感が出たり筋肉そのものが固くなってしまうという事がなくなり、スポーツ復帰を早めることができます。
ももかんになってしまったら出来るだけ早急にもものストレッチをしながらアイシングをして安静にしましょう。
ただし、肉離れのときは話が変わってきます。
それについてはまた今度お話します。
以上、ももかんについてでした。