東洋医学でよく聞く 「気」 とは?

こんにちは、もみの木整骨院です

大分暖かくなりましたね。

ただ朝晩の気温差が激しくまたまた「気」が抜けませんね。

では今日はそんな「気」についてお話します。

 

東洋医学では、人体の構成に「気」「血」「水」の3つであると考えています。

この気血水が適切な量を保ち、バランスよくスムーズに体の中をめぐることで

健康でいられると考えます。

 

ところで「気」って聞くと怪しいと思う方もいらっしゃると思います。

確かに気というのは目に見えるものでなく、実に分かりにくいものではあります。

ただ、空気や元気の言葉があるように、気というのは実に身近なものです。

東洋医学でいう気は、身体を構成する栄養素から作られるエネルギーのことです。

このエネルギーが充実してうまく体の中をめぐることがとても大事と考えます。

気(エネルギー)が足りなくなると体がだるくなったり、疲れやすかったり、

顔がやつれたり、食欲なくしたりなどします。

西洋医学で原因不明の疲れ、だるさなどの多くは

東洋医学では気が足りないのが原因と診ます。(気が足りないことを気虚と呼びます)

そして気を作り出すのは「脾」(東洋医学では脾臓ではなく胃腸と考えています)

脾(胃腸)の機能が低下してしまうと気が足りなくなります。

脾を強くし気を補い、うまく巡らせていくことが鍼灸(東洋医学)の治療となります。