こんにちは、もみの木整骨院です。
風が吹くと寒いを通り過ぎて肌に痛みを感じる今日この頃いかがお過ごしでしょうか。
今回は子供の肘の脱臼、肘内障(ちゅうないしょう)といわれるケガについてです。
肘内障を1度は耳にしたことがあったり、もしかしたら経験している方もいるかもしれません。
小学生にあがる頃くらいまでの子で男女問わずしばしばみられる脱臼ですが、
正確には亜脱臼という完全に関節がはずれているものではありません。
少し難しいですが、肘関節の輪状靭帯という骨を固定している靭帯が子供のうちは大人よりも緩い状態になっています。
ここを強く引っ張ることによりズレてしまうものが肘内障です。
・友達と遊んでいて腕を引っ張られてしまった。
・手をつないで歩いていたときに転びそうになったので手を引っ張り上げた。
・寝ていて自分の手が体の下になってしまい寝返りで引っ張った。
などで起こります。
症状としては、手を挙げない・手を使わないで腕を下げたまま、などで見ていて「あれ?」となると思います。
痛いと言ってくれればすぐにわかりますが、痛いと言わない事も多いので観察してあげることが大切です。
中には何度も肘内障になる子もいますが、心配しなくても大丈夫です。
そもそもがズレやすく緩い関節なので、その都度しっかり整復(ズレをなおす)されていれば、成長とともに関節もしっかりくるので起こらなくなります。
以上が肘内障についてのものになります。
もしお子さまのことで何かお困りのことがありましたら
いつでもご相談ください。